高校生になってしまうともう身長は伸びないの？
小学生や中学生ならともかく、さすがに高校生にもなるともう身長を伸ばすのは無理かなぁ…と思っている方も多いのでは？
結論から先に書くと、高校生以上でも身長が伸びる場合はあります。よっしーは女性ですが、高校入学時点から3cm伸びました。男の子はもっと伸びるケースも少なくないでしょうね。
子供の身長が年に5～6cmのペースで伸びていたのが8cm以上伸びるようになったら成長期です。成長期が始まってから最初の2年間はよく伸び、その後3年ぐらいかけてだんだん伸びるペースはゆっくりになっていきます。
晩熟タイプのお子さんならまだ伸びる！
小学5年生の春に成長期が始まったお子さんの場合、高校入学以降は残念ながらもうほとんど伸びないかもしれません。
しかし晩熟タイプで中学生になってから成長期がやって来たお子さんであれば、まだいくらかは伸びるでしょうね。
よっしーの幼なじみの男の子で、中学3年生になってもまだかなり背が低くて声も高い子がいたんですけど、大人になって再会したら成人男性の平均身長ぐらいに成長していたので驚きました。高校生の時にぐっと伸びたんだそうです。
男性の場合、20歳を過ぎてからも身長が伸びた人もいるそうです。女性の場合はあまり聞かないですね。男性で晩熟タイプの方はまだまだ諦めなくてもよさそうです。
ちなみに、まだ身長が伸びる可能性があるかどうかは、整形外科でレントゲンを撮ってもらうと分かります。
成長期までの子供の骨の端っこのほうには、「骨端線」と呼ばれる軟骨の部分があります。昨年、次男が学校で足をひねったので整形外科に連れて行ってレントゲンを撮りましたが、しっかりこの骨端線が写っていました。
骨の端っこのほうに、すき間が空いているように見えるのが骨端線です。ここは成長期が終わるとなくなってしまいます。こうなると、身長が伸びることはもうありません。下の画像は母子健康協会様のサイトからお借りしました。
骨端線が閉じるのを遅らせることは出来ないの？
たまに、かなりオクテの男の子もいますが、多くの場合は高校生になる頃にはすでに成長期は終わりかけているか、後半に入っていると思います。特に女の子は15歳ぐらいで骨端線が閉じるのが平均だそうです。
では、何とかして骨端線の閉鎖＝成長期の終わりを遅らせることはできないのでしょうか？
実は、成長期に分泌されるある種のホルモンを抑制して骨端線の閉鎖を遅らせる方法がないわけではないそうです。
しかしその方法は、病院で何らかの原因により低身長と診断され、治療を行う対象と認められた場合に試みることだと思いますし、副作用が現れることもあるようです。
現実的には、低身長と病院で言われたわけでもないお子さんの骨端線が閉じるのを自分の努力で遅らせることは非常に難しいと思われます。。
できる範囲で健康的な生活を心がけましょう
小学生や中学生が身長を伸ばしたい場合、夜更かしや寝る前のスマホ、ゲームなどを避け、なるべくストレスを貯めず、栄養をしっかり摂取することが大事だということは以前に書きました。
しかし高校生の子供にとって、夜更かしをするなとかスマホをやりすぎるなと言われても、これはなかなか難しいことですよね…
よっしーは高校時代「CHAGEのラジ王」という深夜ラジオに夢中になってました。なんと、深夜1時～3時までです！翌日は学校があったので、眠かったです。
でも、深夜ラジオを聴くのは週1回だけで、他の日はそれほど夜更かしはしなかったかもしれません。他の友達と比べれば、の話ですが。
食事は、しっかりと食べていましたね～。ソーセージなどを冷蔵庫から勝手に出して食べたり、牛乳を飲みすぎては母に叱られました。納豆やチーズも良く食べていました。結構、タンパク質はしっかり摂れていたと思います。
本当はもっと早い段階で気をつけるべきかもしれませんが…
成長期の時期には個人差があるので、高校生でもまだまだ身長が伸びるお子さんはいます。でも平均的には、高校入学後はそれほど大きな伸びは期待できないというのが現状です。
いったん骨端線が閉じてしまうと後は何をしてももう身長を伸ばすことは出来ないので、できるだけ小さい頃から食事など生活に気を付けるのが本当はベストなんですよね。
でも、そんなこと言ったって過去のことはもうどうしようもないですもん。諦めずに、今からでも身長UPに効果的な生活を送るように気を付けていくしかないですよね。
