アトピー性皮膚炎だと身長が伸びにくいの?
昨日、ふと気になるネット記事を見かけました。アトピー性皮膚炎の子供は低身長になることがしばしばあるというのです。
驚いて他の医療サイトなどをいくつか調べてみましたが、やはり同様のことが書かれていました。なぜでしょう?
アトピー性皮膚炎の子が低身長になる原因として「夜、かゆくてかきむしるために熟睡できず成長ホルモンの分泌が悪くなるため」と書かれていました。
その他「アトピー性皮膚炎の改善のために厳しすぎる食事制限をするせい」とか「ステロイドが身長の伸びを悪くする」とも解説されていました。
実は、よっしーの次男は軽いアトピー性皮膚炎で乾燥肌気味です。幸い、治療をしなければいけないほどではなく、膝の裏などをたまにちょこっと保湿する程度です。
夜はかきむしることもなく朝までぐっすり寝ていますし、肉などを制限することもステロイドを使用することもまったくしていません。
でも、次男は幼いころから小柄で…いったいなぜだろうと思って精神科医の藤川徳美先生のブログの過去記事を何となく見ていて、「これだ!」という記事を見つけました。
アトピー性皮膚炎の子供はタンパク質がたくさん必要!
藤川徳美先生は広島の医師で、通常なかなか治らないと言われている患者さんたちにただ薬を処方するのではなく食事やビタミン、ミネラル補給を指導して大きな成果をあげていらっしゃいます。
その藤川先生によると、アトピー性皮膚炎などの慢性炎症を伴う疾患の場合、タンパク質が普通の2倍ぐらい必要になるとのことです!
身長が伸びるということは骨の長さが伸びることですが、骨の成長にはカルシウムだけではなくタンパク質が必要になるんでしたよね。
アトピー性皮膚炎の子供にちゃんと食べさせているつもりでも、じつはその子にはタンパク質が足りておらず、したがって身長の伸びも悪くなる…ということではないでしょうか?
次男に肉や卵をたくさん食べさせるようになってから、まだ成長期には入っていませんが身長の伸びは良くなってきているようです。
もともと小柄だったのでどこまで追いつけるかは分かりませんけど、兄に負けないように頑張って食べているようですよ♪
アトピー性皮膚炎の子供の食事はどうしたらいいの?
アトピー性皮膚炎に関しては本当にいろいろな情報があるので、何が正しいのかわからなくて困り果てているお母さんたちも多いんじゃないでしょうか?
よっしーの次男は生後すぐから顔に酷い湿疹があり、いろいろな皮膚科医に診てもらっては「顔の洗い方が足りないのよ!」と怒られたり、ステロイドを出されたり…
でも現在は、ちょこっと保湿するだけで何の支障もない状態にまで回復しています。本当に良かったと思います。高価なクリームやアトピー用のサプリ等は使用していません。
肉がアトピーに良くないと考える方たちもいらっしゃると思いますが、縄文時代以前の肉をたくさん食べていた人たちはアトピーだらけだったと思いますか?ライオンやトラは??
皮膚科医の藤澤重樹先生は、糖質制限食で炎症反応を起こりにくくして脱ステロイド・脱保湿・入浴制限などを勧めていらっしゃいます。納豆も良いとか。
まぁ糖質制限食は分かるとして、後半はなかなか大変そうですが…入浴制限というのは一時的に行うものなのでしょうか?あまり石けんを使いすぎないほうがいいと知り合いの小児科医にも言われました。
アトピー性皮膚炎で辛そうな子供を見るのはとても辛いですし、何よりお子さん自身がとても大変ですよね。身長の伸びまで悪くなってしまったら、可哀想。
食生活の改善でいろいろ良い方向に向かうのであれば、こんなに嬉しいことは無いですよね。お子さんのタンパク質不足と糖質の過剰摂取に今日から気を付けてあげてください。