今の赤ちゃんは小さく生まれている?
Yahoo!ニュースに気になる記事が掲載されていました。なんと、日本の男性の身長の伸びが近年止まってしまったどころか、若干低身長化の傾向にあるそうなのです。
2019年の厚労省「国民健康・栄養調査」によれば、20歳以上の男性の平均身長は167.7cmで、20歳男性の平均は170.2cm、21歳の平均にいたっては168.7cmなのだそうです。
つまり「おじさんやおじいさんが平均を引き下げているわけではなく、本当に男性の低身長化が起こっている」と考えられるそう。
ここのところ日本人男性の身長が伸び悩んでいた理由については「ここらへんが遺伝の限界なのか」ということも考えられますね。
また栄養状態や運動不足、スマホやテレビゲームで夜更かしするのが良くないなどといろいろ言われていますけど、たぶん原因は一つだけではないと思います。
そして上の記事ではひとつの原因として「低体重出生児が増加しているので平均身長が伸び悩んでいるのでは?」と述べています。
体重3000グラム未満で生まれる赤ちゃんの割合は、1975年と比較すると約1.6倍に増えているそうです。しかし、そもそも赤ちゃんが低体重で生まれる原因と、それがその後の身長にどう影響を及ぼすのでしょうか?
若者はおじさんより背が高いイメージがあったけど違うんだね?
ええ、今はそのようね。びっくり!
赤ちゃんが低体重出生児になる原因は?
赤ちゃんがかなり小さく生まれる原因にもいろいろあり、高齢妊娠や若すぎる妊娠、ママの栄養不足、妊娠高血圧症候群、喫煙、その他の病気などによって起こる場合があります。
「え、妊婦さんが喫煙?」と思われるかもしれませんが、私は昔、お腹の大きい妊婦さんが産婦人科クリニックの喫煙室からタバコとライターを持って出てきたのを見たことがあります…
また最近では妊娠中にママの体重が増えすぎると厳しく指導されるせいもあるのか、妊娠中に十分な食事を食べないママもいて、そのことが赤ちゃんの低体重につながっているのでしょう。
困ったことに、ママが栄養不足だと生まれた赤ちゃんが将来、生活習慣病になりやすいというデータが有るのです。食べ過ぎはいけませんが、食べなさすぎも良くないということですね。
もちろん、ママの生活習慣とは無関係に赤ちゃんが低体重になることはあるわけですが、自分で回避できることはなるべく避けたいですもんね!
ちなみに私(女)は体重2600gちょいで生まれましたが、身長は166cmあります。だから何かの原因で赤ちゃんが小さめで生まれても決して諦めることはないですよ♪
生まれてからの環境も大きい?
遺伝子や妊娠中の胎内環境「だけ」がその子の身長を決めるわけではありません。まったく同じ遺伝子を持ち、同じ環境で胎児期を過ごしたはずの一卵性双生児も、最終身長に10cm以上の差が出るケースもあるそうですから。
やはり、生まれてからの生活、ことに食生活が大きく影響を与えるのでしょう。食物アレルギーであまり身長が高くない方を何人か知っていますが、乳製品などを制限することによって低身長になることがあるそうですよ。
次男も幼少時からずっと身長は平均以下で小さかったのですが、赤ちゃんの時から重い食物アレルギーで動物性タンパク質を制限していたせいもあったかもしれません。最初は牛乳・卵・小麦がダメで、なんとなく肉も良くない気がして控えめにしておりました。
幸い小学校卒業時の検査ですべての食物アレルギーが陰性になっていることが分かり、今は何でも自由に食べています。おやつにプロテインバーも食べています。今のペースだと平均身長よりは確実に高くなりそうです。
お子さんはこれから…という方は妊娠中の生活習慣に気をつけ、お子さんがいらっしゃる方は食事に気を付けてあげて下さい。
睡眠不足やストレスをためないことも大事ですが、やはり食生活はとてもとても大切ですから特に親御さんが頑張ってくださいね♪
日本人男性の身長がどんどん小さくなっていく…なんてことにならなきゃいいね!
気をつけられることはなるべく気をつけましょう!