中学生の男の子がローストビーフを噛み切れない!?
中学生の息子たちの弁当を見て友達が「うわー、そんなに肉がたくさん入っていていいなぁ」と羨ましがることがあるんだそうです。
それはそうですよね、普通お弁当って半分はご飯ですし、その他のおかずも入るので肉なんてほんのちょっぴり…になりがちですもん。
じゃあレストランの食べ放題バイキングではこのぐらいの年齢の男の子たちはさぞかし喜んで肉を食べまくるのでは?と思いましたが、必ずしもそうではないみたいです。
長男の部活のお友達親子みんなで食べ放題バイキングに出かけた時、男の子たちはフライドポテトやパンをたくさん取ってきて、ローストビーフは少ししか取らなかったんです。
うちの子はひとりローストビーフを山盛りにしてご満悦でしたが…長男の真似をしてローストビーフをたくさん取ってきたお友達は、途中で「アゴがだるくてもう噛めない…💦」とギブアップしちゃいました。
子供の頃からスルメを噛むことが何ら苦ではなかったよっしーから見れば信じられない話ですけど、現代の子供たちって食欲旺盛な成長期の男の子でさえ肉を噛み切るのが苦手だったりするのでしょうか。
ローストビーフってそんなに硬いかなぁ?うーむ。
今の子供たちはそれだけ、肉を噛むのが苦手ということじゃないかしら。
現代っ子のあごは十分に発達していない?
昔と比べると、今の子供はハンバーグなどのやわらかい料理を好んで食べるのであごの骨や筋肉が十分に発達しないとよく言われていますよね。
かかりつけの歯医者さんも「今の子たちは歯の大きさは変わらないのにあごが小さいので、狭いスペースに歯が並びきれなくて歯並びが悪くなりやすいんだよ」とおっしゃっていました。
ただ調べてみると、あごが小さい原因はどうも「やわらかいものばかり食べるから」というだけではなさそうなのです。
実は、体内で「鉄分」が不足していると、上あごの発達が不十分になりやすいのだそうです。しかも妊娠中のお母さんの栄養状態が子供にも影響を与えるんだとか💦
うちは息子たちがやや貧血気味であることが分かってからキレート鉄を飲ませています。特に長男は以前は鼻が弱くてしょっちゅう鼻血を出していたので…
レバーが嫌いなお子さん・運動部に入っているお子さん・よく鼻血が出るお子さん・小学校高学年以降の女の子は特に鉄分が不足しやすいので気を付けてくださいね。
お子さんが食べやすいものを…
まだ小さいお子さんは、鉄分などが不足しないように気を付けながら少しずつ硬めの肉を食べられるように慣れさせていきましょう。
大きくカットした肉は噛み切るのがちょっと大変ですが、小さめにしてあれば食べやすいようです。肉の部位によってはやわらかくて食べやすいものもありますね。
また、肉が苦手でもお刺身などは食べやすいお子さんもいます。ちょっと遅い時間にスーパーに行くと半額のお刺身が売られていますよ♪
成長期の子供たちは肉を体が求めているにもかかわらず、硬いのであまり食べられない…なんてことになったら大変ですよね。場合によってはプロテインも利用してタンパク質を補ってください。
できるだけ小さい時から、栄養不足にならないように気を付けてあげないとね。
鉄分はうっかりしていることが多いと思うわ。