成長期にはタンパク質がとても大事です
成長期のお子さんの身長を伸ばすために、タンパク質は非常に大切な栄養素です。なぜなら骨のメインの材料はタンパク質だからです。
わが家ではカルシウムとマグネシウム(この2つはバランスよく摂取することが大事です)は適量摂取させ、その他のミネラルやビタミンが不足しないように注意しつつタンパク質は欲しがるだけ与えています。
中学入学時に身長157.5cmだった長男は、この記事を書いている時点で身長178.2cmになりました。2年と2か月でこれだけ伸びたのも肉とプロテインのおかげだと思います。まだまだ成長中です💦
また、元々ちっちゃくて小6で139.1cmしかなかった次男は中1の現在146.5cmになりました。まだまだ子供で幼い印象ですが、いずれ長男のようにグンと伸びますかね…楽しみです。
さて、絶賛成長期真っ盛りの長男は驚くほどタンパク質を欲しがります。わが家では私よっしーが糖尿病を発症したのをきっかけとして家族みんなで糖質オフをしています。息子たちは体質を受け継いだ可能性が高いので…
いわゆる主食をまったく食べなくてもタンパク質を十分に食べていれば問題なく身長が伸びることが分かったのですが、ふと気になることがあり調べてみることにしました。
タンパク質と言えばやっぱり肉や卵なのか?
そうね、納豆やプロテイン、魚やチーズなんかもあるわね。
高タンパク食で不足しがちなビタミンとは?
成長期とは直接関係ないのですが、高タンパク食をしていると「ビタミンB6」が不足していないか気を付ける必要があるのだそうです。
ビタミンB6は水に溶ける水溶性ビタミンのひとつで、タンパク質からエネルギーを産み出したり筋肉や血液などが作られる時に働きます。
だからタンパク質をたくさん摂取する人はその分、ビタミンB6も多めに摂取しないとせっかくたくさん食べたタンパク質が体内でうまく利用されないのです。
ビタミンB6はカツオやマグロ、レバーなどに多く含まれていますが、これらをしょっちゅう食べるのもなかなか大変ですよね。わが家ではビタミンB群やCはサプリメントで補っていますが、息子たちだけB6を単品で補充することにしました。
ビタミンB6が不足すると湿疹ができやすくなったり貧血、口内炎が起こりやすくなるそうです。ただしビタミンやミネラルの摂取に際しては適当になんとなく飲むのではなく「超簡単メガビタミン入門」などの本でよく勉強してから開始されることをお勧めします。
また成長期には鉄や亜鉛などのミネラルも大事ですが、何も考えずにいきなり大量に飲み始めると、特に亜鉛の場合は吐き気などが出ることもあるので勉強なさって少しずつ始めましょう。Facebookのメガビタミングループは非常に勉強になるグループです。
高タンパク食をしてはいけない場合は?
いまのところ、健康な人の腎臓が高タンパク食によって機能が低下するというエビデンスはありません。現在お子さんが何かの持病があって治療している場合は、必ず医師に相談してください。
しかしそうではない場合、基本的にお子さんが欲しがるだけ食べさせて構わないと思います。成長期の男の子たちはびっくりするほど肉を食べるのです。
もしお子さんが肉やプロテインをたくさんとり始めてから湿疹が出来るなど何かトラブルが起こるようであれば、ビタミンB6の不足などがないか考えてみてください。
「身長に効果があるサプリメント」も各社から発売されているようですが、まず骨の材料となるタンパク質とその代謝に必要なビタミン類が十分な量とれていないとお話になりません。
タンパク質とそれに見合った量のビタミンB6が摂れているかチェックしてみないとな。
糖質の摂り過ぎはビタミンB群をたくさん消費するので気を付けましょうね。