新体力テストは毎年、学校で行われています
文部科学省では、「新体力テスト」というものを毎年行っています。中学生だと握力・上体起こし・長座体前屈・反復横とび・持久走または20mシャトルラン・50m 走・ハンドボール投げです。
そしてこの新体力テストは、結果に対して点数と総合評価が付くんですよね~。それを友達と比べては「勝った」「負けた」と一喜一憂しちゃいます。
よっしーの長男は小学校高学年の頃、どうもお友達と比べてこのテストの成績がイマイチかしら??と思いました。しかし先日行われたテストでは、握力など昨年よりかなり伸びたようです。
長男に話を聞くと、小学校高学年ですでに声変わりしていた友達は当時から体力テストの結果も良かったらしいです。身長だけではなく、何か関係があるのでしょうか?
筋肉にも「晩熟タイプ」がある!?
成長期前の子供は、どんなに筋トレをしたとしても大人のようにガッチリと筋肉質の体つきにはなれません。それはホルモンの関係でそうなっているのです。
成長期も後半になってから、少しずつ筋肉がつきやすくなってくるのだそうです。だから同じ年齢でも成長期がまだの晩熟タイプの子とすでに成長が進んでいる早熟タイプの子では、体力テストの成績にも差が出るのは当たり前かもしれませんね!
長男は小学6年生の時は年間5.5cmしか身長が伸びず、お友達に身長を抜かされたりして悔しい思いをしていましたが、中学生になったらどんどん伸び始めました。
小学5年生頃から身長がグンと伸び始めたお友達に一時期は抜かされていましたが、先日中学の授業参観の日に見比べてみると長男のほうが何センチか大きくなっていました。
現在成長期前の小柄なお子さんをお持ちのママたちは「うちの子体が小さい上に体力も無くて…」と思われるかもしれませんが、数年後にはかなり変わるかもしれませんよ!?
まぁもちろん、身長とは関係なくその子が生まれ持った能力に個人差はありますけどね。よっしーは身長は高い方でしたが、いつもかけっこはビリに近かったですorz
成長期にはハードな筋トレは行わずに適度な運動を
男の子は「筋肉をつけたい」と思うこともあるかもしれませんが、成長期前~成長期前半の時期はどうせ筋トレをしてもたいして筋肉はつきません。
また、大人がやるようなハードな筋トレをやりすぎると逆に成長点を傷めて身長が伸びなくなってしまう恐れもあります。刺激を与える程度の運動で十分です。
筋肉を太くするのは大人になってからでもいつでもできますけど、身長を伸ばすことが出来る時期は一生の中でもごく限られた期間なので…
「成長期に筋トレをすると身長が伸びなくなる」などとよく言われますが、よほどハードな筋トレでなければそれで身長が伸びなくなるわけではないと思います。
むしろ、成長期が終わりかけてきたからこそ筋肉がつきやすくなったということですね。男の子のほうがこれは分かりやすいかもしれません。
運動を行っている子は発汗などによりビタミンやミネラルの消費も増えますので、栄養不足にならないように食事に気を付けてあげましょう。
不足しがちな栄養をまとめて摂取できるサプリメントや飲料も良いと思います。ただ、食事で良質のタンパク質等をきちんと摂取できていることがまず大事なことです。
もしお子さんが「アイツは筋肉がついているけどオレはまだ全然ダメだ…」なんて気にしていたら、いずれ必ず筋肉がつくので大丈夫だよ~と励ましてあげてくださいね。
学校の成績にも「晩熟タイプ」があるかもしれない!?
これは科学的な根拠はよく分かりませんけど、よっしーの観察ではどうやら早熟タイプの子は小学生の頃からきちんと勉強するようになりますけど、晩熟タイプの男の子はそうではないかもしれません。
もしかして脳の発達も早熟と晩熟があるのではないか…と思います。個人差ももちろんかなりあるとは思いますけど。
小学校高学年~中学1年ぐらいまではバカなことばかりして騒いでいた男子が、いつの間にか賢い高校生になってた…という経験はありませんか?結構周囲に多いですよ~!男の子ばっかりですね、そのパターンは。
仮にそうなのだとしたら、時期が来れば自然に勉強するようになるのではないかなぁと思います。よっしーの長男はこの頃、スタディサプリで自主的にコツコツ勉強するようになってひと安心ですw