身長を伸ばす食べ物は何でしょうか?

身長を伸ばすためには何を食べたらいいの?

子どもの身長を伸ばすためにもっとも重要と考えられているのは、たんぱく質です。骨のメインの材料はカルシウムではなくたんぱく質だからです。

身長が伸びるということは骨の長さが伸びていくということですが、このとき、たんぱく質で出来た土台の上にカルシウムが貼りつくような形で骨が伸びていきます。

カルシウムばかり大量に摂取しても、たんぱく質が足りなければ身長は伸びません。筋肉などのたんぱく質は毎日少しずつ新しいものと入れ替わっているのですが、このときたんぱく質が足りない場合はまず生命維持のために必要なことに最優先でたんぱく質が使用されます。

身長を伸ばすとか、美しく健康的な髪や肌を作るなどということはとりあえず後回しにされてしまいますよね、生命維持のためにどうしても必要なことではないので。

だから、まずたんぱく質がしっかり摂取できているかどうかをチェックしてみなければいけないのです。昔の日本人はお米や野菜はしっかり食べていてもたんぱく質が足りなかったため、身長が低かったのです。

にゃご
たんぱく質か…オレたちは肉をしっかり食べているから心配無さそうだな!

よっしー
猫は本来、完全な肉食動物だもんね。人間も肉食寄りの雑食動物なのよ、牛や馬と違って草だけで生きていくことは出来ないんだわ。

たんぱく質の食品なら何を食べても大丈夫かな?

では、たんぱく質が多く含まれる食品なら何でもよいのでしょうか?たんぱく質が豊富に含まれている食品には肉、魚、卵、チーズなどの動物性食品と大豆などの植物性食品がありますよね。

たんぱく質は、アミノ酸に分解されます。食物から摂取したたんぱく質は、体内でいくつかのアミノ酸に分解されて再びたんぱく質に組み立てられて利用されます。



アミノ酸の中には体内で合成できるものとそうでないものがあり、体内で合成できないアミノ酸を「必須アミノ酸」といいます。

成人の場合、必須アミノ酸はロイシン・イソロイシン・バリン・トレオニン・リジン・メチオニン・フェニルアラニン・トリプトファンです。

小さな子どもの場合はヒスチジンとアルギニンもまだ十分に体内で合成することが出来ないので必須アミノ酸に含みます。アルギニンは身長UPのために効果があるアミノ酸として有名ですね。

アルギニンは大豆製品や肉・魚などに豊富に含まれています。特に夕食ではたんぱく質のおかずをしっかりと食べさせてあげましょう。

上の図はグリコ様のサイトからお借りしました。たんぱく質が体内でいったんアミノ酸に分解され、もともと体内にあった古くなったたんぱく質もアミノ酸に分解されてごっちゃ混ぜになり、新しいたんぱく質として利用されます。

しかし、上の図の右側のように1種類だけ極端に足りないアミノ酸があると、他のアミノ酸がたくさんあっても、わずかな量のたんぱく質しか作れません。

これらのアミノ酸のバランスを表すのが「アミノ酸スコア」です。アミノ酸スコアが100に近いほどムダなく体内で利用されると言えます。

肉・卵・魚・牛乳・大豆のアミノ酸スコアは100ですけど、お米は61、じゃがいもは73、トマトは51などかなり低い数値になっており、もともとたんぱく質含有量が少ない上にムダが多いです。

大豆は肉や魚と同様にアミノ酸スコアが100ではありますが、大豆製品の摂りすぎは大豆イソフラボンの過剰摂取になり健康上好ましくないと言われています。

よっしー宅では息子たちが好きな納豆や豆腐も食べさせていますが、大豆製品の過剰摂取にならないように気を付けています。やはり、それ以外の食品をきちんと食べなければいけません。

成長のために必要なビタミンやミネラルは?

たんぱく質以外にも、不足すると子どもの成長に悪影響を及ぼすかもしれない大事な栄養はいろいろあります。

特に重要なのが、カルシウム・マグネシウム・亜鉛・ビタミンDです。カルシウムは骨を丈夫にしますが、カルシウムとマグネシウムは一定のバランスで摂取しなければかえって骨が弱くなるそうです。

カルシウムとマグネシウムは2:1の割合で摂取するのが良いと言われてきましたが、最近ではもっとマグネシウムを多く…1:1で良いのではないかとされています。

カルシウムは乳製品が好きな子どもなら不足することは考えにくいのですが、マグネシウムは意識的に摂取しないと不足してしまうかもしれません。

マグネシウムが多く含まれているのは大豆製品・魚・ナッツ類・海藻などですが、「これさえ食べていればOK」と言えるほど大量に含まれている食品はありません。

わが家ではマグネシウムの安価なサプリメントを利用しています。カルシウムと比べてどうしても摂取しにくいのがマグネシウムですね。1日1カプセルでOKです♪

亜鉛は牡蠣(かき)や肉、魚類などに多く含まれますが、食物繊維や青い野菜に多く含まれるシュウ酸が亜鉛の吸収をジャマします

そのため食事の内容によっては亜鉛が不足することがあり、子どもの場合は身長の伸びが悪くなることがあるんだそうですよ。また激しい運動をしている子も亜鉛を多く消費します。

原因不明の低身長の子どもたちに亜鉛を補給したところ、身長の伸びが改善したというデータがあります。

ただし、牡蠣に亜鉛が豊富だと言っても牡蠣ばかり食べさせるわけにもいきませんし、スーパーで売られている牡蠣フライにあたることもありますので気を付けてください。

ビタミンDは魚介類や卵、シイタケなどに含まれています。また日光を浴びることで体内で作ることもできます。

ビタミンDが不足するとカルシウムが吸収されにくくなり、骨や歯の形成がうまくいかなくなってしまいます。室内にこもりきりの子どもはあまりいないでしょうけど、好き嫌いの多い子は気を付けてあげてください。

いろいろな食品をバランスよく食べましょう

今回は、子どもの身長を伸ばすために特に重要な栄養について取り上げましたが、もちろんこれらの栄養だけを摂取すればよいというわけではありません。

全体的に食事量が足りなければ身長は伸びませんし、いつも同じものばかり食べていてもやはりいけません。亜鉛などのミネラルは、不足はいけませんが過剰摂取もやはりよくありません。

いろいろな食材を子どもが喜んでしっかり食べることが出来るように、メニューを工夫してあげてくださいね♪

にゃご
食事ってとても大事なんだな、ママたち、頑張ってくれよな!

よっしー
たんぱく質・カルシウム・マグネシウム・亜鉛・ビタミンDが不足していないかどうかを頭の片隅に入れておいて、あとは何でも子どもの好きなものをしっかり食べさせてあげてほしいわね♪