小学生の身長をもっと伸ばしたい!
小学生のお子さんの身長の伸びが気になる方、もっとお子さんの身長を伸ばしてやりたいと願うママたちはきっと多いでしょうね。
わが家の子供は男の子2人なので、特に身長のことは気になります…本人たちもやはり気になるようで、お友達と比べては「あいつ身長が伸び始めた」「負けてる気がする」なんて言ってました。
特にご両親のどちらか、あるいは両方が小柄な場合などはどうしても気になるでしょう。また、特別小さいわけではなくても、スポーツをやっていてもっと大きくなりたいという場合もありますね。
実は小学生といっても1年生と6年生ではまったく違いますし、男の子か女の子によってもかなり状況は違ってきます。では、少しずつ見ていきましょう。
小学校低学年の子供の成長には男女差は無い
生まれたばかりの赤ちゃんの身長は50cmほどです。しかしわずか、1年後には身長70~80cmにまで成長し、4歳で生まれた時の2倍ぐらいまで大きくなります。これが「第一次成長期」です。
第一次成長期の時期が終わると、身長の伸び方は年間に5~6cmとゆるやかになります。そして再び身長がよく伸びるようになる時期が「第二次成長期」なのです。
小学校低学年の場合、男の子も女の子もまだ成長期には入っていないので、成長はゆるやかです。もともとの個人差もありますが、どの子も同じようにだいたい伸びていきます。
この時期、少食だったり偏食だったりして食事量(特にタンパク質など)が不足してしまうと、身長の伸びが鈍くなることがあるそうです。気をつけたいですね。
ところが、女の子は平均で10歳の誕生日ぐらいになると第二次成長期を迎え、グングン身長が伸び始めます。男の子はもう少し遅くて、11歳半ぐらいから始まるのが平均です。
いったんその時期が始まってしまうと、あと何センチぐらい身長が伸びるかどうかはほぼ決まってしまうそうです。
男の子は成長期に25cmぐらい、女の子は22cmぐらい身長が伸びるそうです。成長期にどれだけたくさん食べたとしても、その分30cmとか40cm大きくすることは難しいと言うしかありません。
でも、この時期に何らかの原因で身長の伸びが妨げられると、本来は25cm伸びるはずだったのに最終的に20cmしか伸びなかった…なんていうことはあり得ますよね。気を付けなければいけませんね。
まだ成長期に入っていないお子さんの場合は?
成長期がいつ訪れるかは個人差があります。息子たちの周囲を見ても、小学校5年生の春にもう声変わりが済んでいて身長がすごく高い子もいれば、中学生でもまだまだ可愛らしい男の子たちも…
特に男の子の場合、周囲がどんどん成長期に入ると「みんなは大きくなっていくのに僕だけ大きくならない」と悩みがちです。
実はよっしーの長男は夫に似て生まれつき背が高い子なのですが、小学校6年生の時に身長をどんどんお友達に抜かされたんですよ。6年生の1年間で身長は5.5cmぐらいしか伸びなかったと思います。
でも中学校に入ってからどんどん伸び始めて、最近では毎月1cmずつ伸びています…このままだと軽く180cmは超えてしまいそうな勢いです。そして、ものすごく食べます!!!
先ほど書いた通り、成長期以降どのぐらい身長が伸びるかはほぼ決まっているんですよね。そして、成長期が終わると骨の「骨端線」という部分がなくなってしまうので、どんなことをしてもそれ以上身長は伸びません。
だから、成長期があまり早く来ないで、ある程度身長が大きくなってから成長期がやって来たほうが最終的に長身になるわけです。
周囲がどんどん大きくなって焦っているお子さんも、年に5~6cm身長が伸びていれば大丈夫です。特に成長期に入る前の年の男の子はもっとも身長が伸びないんだそうです。
夜更かしやストレスを避け、太らないように気を付けましょう
小学生の頃から塾に通って遅くまで勉強するお子さんもいらっしゃると思いますが、ちょっと気を付けてください。
成長ホルモンは寝ている間に出るので、睡眠不足だと身長も伸びにくくなるんです。日本の子供はアメリカなどと比べると寝る時間が遅いですよね。寝る前にゲームやテレビ、スマホをするのも良くないそうです。
また、慢性的に強いストレスを感じていたり太りすぎていると、成長期が早く来てしまう原因になることがあるそうです。
成長期が訪れる時期には両親からの遺伝もあるので完全にコントロールすることは出来ませんけど、良くないとされることはなるべく避けたほうがいいですよね。
なお、平均と比べて2~3年も早く成長期の兆候がある場合には何か病気が隠れていることもあるので、早めに病院で診察を受けるようにしましょう。