ずっと平均身長よりも小柄だったけれど…
高校1年生の次男は生まれた時から身長がずっと平均より低かったのですが、ようやく成人男子の平均身長に達しました。成長期に入るのが遅かったので高校3年生ぐらいまでは伸びると思われます。
私も主人も平均より身長が高いので当たり前と言えばそうなんですけど、「生まれてから成長期前までずっと平均身長以下でも、最終的に平均より大きくなることは可能」だということです。
次男の場合、食物アレルギーがあったので小さい頃は卵や乳製品を制限しており、その他の動物性食品もあまり良くないんじゃないかと思って納豆ご飯などを中心に食べさせていたせいもあるかもしれません。
同じように食事制限をしていて、家族の中でその人だけあまり身長が伸びなかった…という人を知っています。だから食事ってすごく大事なんです。ちなみに次男のアレルギーは、小学校卒業時の検査で全て陰性になっていました。
最終的に身長186cmまで伸びた長男の時もそうでしたが、成長期に入ってからはタンパク質の多い食品は本人が食べたいだけ自由に食べられるようにしています。具体的には、低糖質のプロテインバーやゆで卵、チーズなどを冷蔵庫に常備しています。
もしホルモンの病気などで身長が伸びない場合はできるだけ早く病院へ行き治療を受けなければいけませんけど、病気ではないのにイマイチ背が伸びないのであれば、自分でできることは食事の改善ぐらいですから。
タンパク質が足りないと、身長がイマイチ伸びないことも有るんだな。
生命維持のほうが大事だもんね。
急に肉を食べようとしても食べられない!?
「よし、それじゃあ子供にさっそく肉をたくさん食べさせなきゃ!」と思っても、今まであまり食べていなかったお子さんは急に食べられるようにはならないかもしれません。
広島の精神科医・藤川徳美先生によれば、ずっとタンパク質が足りない食生活を送ってきた人は消化酵素を分泌する能力が低下しているため、肉を食べると胸がムカムカしたりするそうです…つまり「肉が足りていないのに肉を食べられない状態」になってしまっているわけです!
消化酵素をしっかり分泌させる体に戻すためにはタンパク質の補充が大事なのですが、肉が食べられない段階ではプロテインなどを利用するのも良いと藤川医師はおっしゃっています。
そのプロテインも最初から大量だと飲めないので、ごく少量から始めると良いとのこと。焦りは禁物ということですよね!
次男はそういえば「小学生の時はステーキとか苦手であまり食べられなかったけど今は普通に食べられる」と言っていました。
身長が伸びる時期は限られていますが、かといって慌てて急に食生活を変えようとしてもうまくいかないこともあります。成長期よりも前から良い食生活を心がけないといけませんね。
最終身長は誰にもわからない!?
ずっと身長が低くても成長期後に平均身長を超える子もいれば、家族皆大きいのに自分だけ小さいまま…という子もいます。結局のところ、最終的にどのぐらい大きくなるかは「神のみぞ知る」ということかもしれません。
でも、あとで後悔しないために、自分でできることはしておきたいと思いませんか?我が家ではマルチビタミン・ミネラルと高タンパク・糖質制限食を続けています。
私と父、弟が糖尿病なので息子たちへの遺伝が心配で糖質を減らしてますが、糖尿病家系でない方は「食事の中でタンパク質の割合を増やす」だけでも良いと思います!
どうなるかわからないけど栄養はしっかりとね!
あれこれやる前にまず栄養ね!