身長を伸ばしたい!!絶対にすべきこと・避けるべきことまとめ

身長を伸ばす方法まとめ
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身長は遺伝「だけ」ですべて決まる!?

成長期or成長期前のお子さんを持つお父さんお母さん、こんにちは!あなたはお子さんの身長をぐんぐん伸ばしたいですか?

このブログを立ち上げたのは4年近く前なのですが、当時は中学1年生だった長男も身長185cmの大男となり、ほぼ成長期は終わっているようです。次男はまだまだ成長期真っ盛りです。

「身長は遺伝で決まるのだから何をしても無駄だし、何もしなくても勝手に伸びる」と思いがちですが、本当にそうでしょうか?

 

中学生男子の後ろ姿

 

日本人の身長は戦後急激に伸びましたが、これは遺伝子の変化ではなく栄養が原因であることは明らかですよね。遺伝子は短期間で劇的に変化することはないので。

確かに遺伝によってその子の身長が伸びる限界は決まっているのでしょうが、限界まで伸びるか、それとも本当はもっと伸びるはずだったのに伸び切らずに終わってしまうか…という問題があります。

そこで今回は「これから絶対に身長を伸ばしたい成長期までのお子さんが絶対にすべきこと&避けるべきこと」をまとめてみることにしました。ご参考になさってくださいね!

 

にゃご
にゃご

身長が伸びる時期って限られているんだろう?

よっしー
よっしー

そう、その時期が終わってしまったら伸びないので気をつけないと!!

身長アップのために絶対にすべきことは?

・タンパク質をたくさん摂る(食事の改善、必要に応じてプロテイン)

・マルチビタミンミネラルを飲む(特別なものではない安価なサプリでOK)

・夜はしっかり眠る

 

成長に必要なのは何と言ってもタンパク質です。成長する時は骨が伸びますが、骨のメインの材料はカルシウムではなくタンパク質だからです。

江戸時代や戦争中の日本人が身長が低かったのも、タンパク質の摂取量が少なかったせいだと考えられます。江戸時代の成人男性の平均身長は155cmしかなかったそうですが、これはなんと縄文時代よりも小さいのです。

いくら身長が高くなる素質(遺伝子)を持っていても、十分な材料(タンパク質)がなければ身長は伸び切らないのです…生命維持のほうにタンパク質が回されるので!とりあえず身長が低くても生命には支障がないので後回しになっちゃうんですよね。

またビタミンやミネラルの中には、不足した状態が続くと成長に悪影響を及ぼすものもあります。たとえば亜鉛が不足している低身長のお子さんに亜鉛を与えたところ身長の伸びが良くなったという報告があります。

 


 

 

「普通に学校給食を食べて家でもきちんと食べていればビタミンやミネラルが不足することなんてないはず」と思われるかもしれませんが、私はかなり気をつけて食べていたのにマグネシウムや鉄分が不足していたことが判明しました。

何かが足りないために身長が伸びる時期にあまり身長が伸びないまま終わってしまった、なんてことにならないように、タンパク質摂取を心がけてマルチビタミンミネラルのサプリメント(特別な高価なものではなく安価なもので十分です!)を飲みましょう。

また睡眠不足や慢性的なストレスも成長に悪影響を与えることが分かっています。受験勉強をしているお子さんなどは特に大変でしょうけど、睡眠時間を削りすぎないように気をつけたいですね。

 

身長アップのために絶対に避けるべきことは?

・糖質ばかり食べてタンパク質を十分に食べない

・ビタミンやミネラルが不足した食事

・慢性的なストレスや睡眠不足

 

子供の好きなように食べさせていると「糖質と脂質ばかりでタンパク質が不足した食生活」になることがあります。おやつもスナック菓子や清涼飲料水などでは栄養のカケラもありません。

わが家ではプロテインチップスやプロテインバーを活用しています。食事だけでは成長期に必要な十分な量のタンパク質を食べきれないからです。

腎臓病などでタンパク質の制限が必要な場合は主治医の指示に従わなければいけませんが、そうでなければ好きなだけ食べてもなかなか十分ではない場合もあるものです。

 


 

 

糖質は食べ過ぎればただ太るだけです。横に大きくはなっても、縦に大きくなることはありません。成長期前に太ると特に女の子の場合は成長期が早く来て早く終わるので結果的にあまり身長が伸びない傾向があるそうです。

また血糖値が上がった時に血糖値を下げるために「インスリン」というホルモンが分泌されますが、インスリンがたくさん出ている時は成長ホルモンは出にくいので、寝る前に糖質を大量に食べるのは非常によくありません。

また強いストレスが継続すると身長の伸びも悪くなります。精神的ストレスが大きいと成長ホルモンが分泌されにくくなり低身長になることがあるそうです。気をつけたいですね!

 

気をつけても身長が伸びない場合は?

上記に気をつけているのに身長の伸びが良くない場合があります。通常では成長期前の子供は年に5cmほど身長が伸びて成長期の最初の2年間は男子で年間9~10cm、女子で8~9cmほどぐんぐん伸びるとされています。その後成長が鈍くなり、成長期開始から5年ほどで成長が止まります。

しかし明らかに身長の伸びが少なすぎる場合いつまで経っても成長期が来る様子がない場合などはホルモンの病気で身長が伸びにくい可能性があります。

その場合、適切な時期に治療を開始しないと身長の伸びが期待できなくなってしまうので低身長外来などで早めに相談してくださいね!

 

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「成長と健康 成長ホルモン治療情報サイト」は、成長ホルモンの働きや、成長ホルモン治療についての情報を解説します。

 

にゃご
にゃご

生活に気をつけつつ、変だなと思ったら早めに相談しなきゃ!

よっしー
よっしー

原因が分かれば治療できることがあるものね。